大阪のザ・シンフォニーホールにおいて、クリスチャン・リンドバーグ指揮・トロンボーン、オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ第123回定期演奏会が開催される。
公演詳細は以下の通り。
日時:2019年2月2日(土) 13:00開場/14:00開演
会場:ザ・シンフォニーホール
入場料:
S席 5,000円
A席 4,000円
ペア席 7,000円
B席 3,000円
学生割各1,000円引
※S・A・B席は当日500円増しです。
※ペア席・学生割引は、Shionチケットセンターでのみ販売となります。
出演:
指揮・トロンボーン:クリスチャン・リンドバーグ
オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ
プログラム:
H.アルヴェーン : 組曲「山の王」 Op.37
C.リンドバーグ : マンドレイク・オン・ザ・コーナー(庭隅のマンドラゴラ)
C.リンドバーグ/A.タッロディ&L.E.グディム : ドーシー、ミラー、ティーガーデンへの捧げもの
C.リンドバーグ: 管楽と打楽器のための協奏曲
A.ゴーブ : イディッシュ・ダンス
主催・チケット・お問合せ
公益財団法人 大阪市音楽団
0800-919-5508
後援:
大阪市教育委員会、大阪府吹奏楽連盟、京都府吹奏楽連盟、兵庫県吹奏楽連盟、奈良県吹奏楽連盟、滋賀県吹奏楽連盟、和歌山県吹奏楽連盟、日本トロンボーン協会、関西トロンボーン協会
助成:芸術文化振興基金助成事業
クリスチャン・リンドバーグ プロフィール
1958年スウェーデン生まれ。17歳でトロンボーンを始め、2年後早くもストックホルム王立音楽大学に入学。
同時にストックホルム王立歌劇場管弦楽団に入団するが、ソロ奏者になるべく、英国王立音楽大学に留学。
弱冠25歳でストックホルム・フィルと協演し、ソロデビュー。
以降、ワルシャワ・フィル、スウェーデン放送響ほかの著名オーケストラと協演し、世界各国でその卓越した技術と深い音楽性をアピール。数々のコンクールに優勝し、権威ある「フランク・マルタンコンペティション」では優勝のほかにマリア・マルタン賞も受賞する。
常に意欲的にレパートリーを開拓し、オリジナル曲から大曲のアレンジ、現代作曲家からの献呈作品まで莫大な数にのぼるが、どんな大作であろうと常に暗譜で演奏に臨んでいる。また、自国の作曲家ヤン・サンドストレムとの綿密な計画により完成された《オートバイ小旅行》《ドン・キホーテ》はセンセーショナルな話題を捲き起こし、世界各国で度々演奏されている。その華々しい活躍はテレビ、ラジオ出演、コンサート、CD、そして金管楽器奏者としては初めてのLDリリースと破竹の勢い。1992年にはヨーロッパ合同4社放送局が、日本を含む世界各国でのコンサートツアーに同行して制作したドキュメンタリー番組が、ユーロビジョンでヨーロッパ各国で放映された。1994年にはイギリスBBC「ザ・クラシカル・ミュージカル賞」を指揮者のクラウディオ・アバド、チェロのヨーヨー・マなど世界のトップアーティスト達と共に受賞する。日本でも1991年から度々リサイタルを行うほか、読響、新日フィル、日フィル、都響、紀尾井シンフォニエッタ、アンサンブル金沢などとの協演で注目されている。
これまでにベルリン・フィル、シカゴ響、BBC響など一流オーケストラと共演し、ルイ・アームストロング、マイルス・デイヴィス、デニス・ブレイン、モーリス・アンドレと共に20世紀最も偉大な管楽器奏者に選ばれた。またPodre de Pallabreでは、リンドバーグを、クライスラー、ルービンシュタイン、ロストロポーヴィチ、オイストラフ、ゴールウェイらと並び、クラシック音楽の最も偉大な代弁者として挙げている。スペインのヴァレンシアでは、彼の名前を冠したクリスチャン・リンドバーグ国際トロンボーン・コンクールも開催されている。ロンドンの英国王立音楽大学ではプリンス・コンソート名誉教授の称号を与えられ、2005年にはスウェーデン国王より権威ある勲章”Litteris et Artibus”(文化功労賞)を授与された。これまでにベリオ、クセナキス、武満徹、タネジなどから80を越える作品を献呈されており、300を越える作品の初演を行っている。
2009年ノルウェー・アークティック・フィルの首席指揮者に就任。
また作曲家としては、1997?1998年に《(トロンボーンと弦楽器のための)Arabenne》を自身で初めて作曲した。シカゴ響、ロッテルダム・フィル、スコットランド室内管、スウェーデン室内管などが委嘱した作品の数は50を超える。
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